4種類の素材を組み合わせたアプローチ山梨県甲斐市
コンセプト
いくつものプレートを合わせて玄関までのアプローチを作っているのが印象に残る住宅です。石材、コンクリート、スタンプコンクリート、タイル張りと4種類の素材を組み合わせています。 道路から玄関までの道のりは、まずはコンクリート仕上げの道から始まります。コンクリートは耐久性が高いのでエクステリアの床材としても人気があります。車を乗り入れても耐えられますので使い勝手も良いです。コンクリートのプレートの半分位からは、石材のプレートに変わっています。実はこれ、石材ではなくコンクリートを加工して作るスタンプコンクリートです。コンクリートが硬化する前に型を押して模様を付け、色付けして作ります。こちらの住宅では、明るい石材を乱張りしたものを表現しています。石材を施工するよりも広い面積を一気に作れる手軽さもありますし、とてもオシャレで人気が高い技法です。次に細長い石材を置き、コンクリートのプレート、また細長い石材、といったように素材を変えながらアプローチが構成されています。 このアプローチを通り抜ける中で、花壇のスペースや街灯、門柱があります。タマリュウもアプローチの隙間に植えたり植物を植えたりしていますので、もう少し年月が経てば緑が育ってさらに魅力が増すエクステリアになるでしょう。