狭小地のスペースを活かしたお庭京都府宇治市
コンセプト
スペースの狭いお庭を有効的に活用しているお宅です。敷地が広いと良いのですが、都心部であればある程、敷地を広く確保するのが難しいケースが多いです。お隣の敷地との距離がほとんどなく、なかなか使い道が見出せないことも多いですが、こちらのお宅ではスペースが狭くても、空間をうまく活用しています。 ベランダに面した細長いお庭は、敷地のぎりぎりまでウッドデッキを設置しています。デッキを設置することで、内部空間の延長戦としてこのスペースを捉えることができます。洗濯物をデッキで干したり、テーブルやチェアーを出して外の空気を吸いながらゆっくりと休憩するなど、様々な活用方法があります。お隣さんとの境界には、木のフェンスで仕切りを作っています。コンクリートの塀やブロック塀などよりも、木の温もりを感じることができますので、視覚的にもリラックスできます。ウッドデッキとも相性が良いでしょう。 正面玄関からウッドデッキまでの道のりは、スタンプコンクリートで石材を乱張りしたアプローチを表現しています。そこに真っ白な小石と組み合わせることで、石材が飛び石風の見た目になっており、とてもオシャレな雰囲気が出ています。