半円状に小石を敷き詰めた玄関まわり東京都江戸川区
コンセプト
玄関まわりにスタンプコンクリートを用いてすっきりとさせた印象の住宅です。窓の前には真っ白な小石を半円を描くように敷き詰めています。小石の外側は、スタンプコンクリートを使って乱張りした石材を表現しています。スタンプコンクリートは、コンクリートの表面を加工して、石材やブロックなどの模様を再現する技法で、短期間での施工ができながらも見た目のクオリティが高いので、人気の高いエクステリアです。こちらの住宅でも、アクセントを効かせるために効果的にスタンプコンクリートを用いています。コンクリートが硬化する前に、型を押してコンクリートの表面に石材やレンガなどの跡を付けます。その後に色を付けて仕上げます。このような工程でスタンプコンクリートが施工されますので、半円状に敷き詰めた小石のラインに合わせるのもスタンプコンクリートであれば比較的楽に行うことができます。 お隣との敷地にはブロックで基礎を作り、その上にフェンスを立てています。建物の正面はオープンな作りになっていますし、お隣との間も網目の大きなフェンスにしていますので、開放感のあるエクステリアになっています。また、フェンスと外壁の間は砂利を敷き詰めていますので、誰かがここを通れば砂利を踏みしめる音がするので、防犯にも役立ちます。