住みながらも自分でできるちょい足しが生み出す役割愛知県

コンセプト

2色の乱形が全体統一のポイント

アプローチは2色の乱形を用いることで、建物の外壁と玄関ドアとの統一を図っています。
乱形はスタンプコンクリートを使用することで、自然石に比べ綺麗な曲線を描くことができ、直線に比べ柔らかな表情のあるアプローチとなっています。
門柱も玄関ドアにあわせた木調を取り入れ、全体的に茶系と白系でまとめたシンプルモダンなデザインです。

【二枚目】

玄関の照明がアプローチ部分を照らす役割を兼ねている中で、花壇やシンボルツリーには、小さなスポットライトで存在を主張しています。
門柱も少し広めの物を使用し、花壇との間にプランターを置くことで、訪問される方へアプローチ位置を誘導する視覚効果もあります。

【三枚目】

玄関ポーチタイルの白色にあわせて、階段も白で統一。
ポーチと同じタイルを使用せず、形状に隅切りがあるため、アプローチと同じ乱形を持ち入り、自由度が高い仕上がりとなっています。
階段の蹴上部分は茶系のレンガを使用することで、メリハリがある階段となり、夜間も階段位置がわかりやすい機能性も兼ねています。
門柱の位置を階段の隅切り部分に設けることで、駐車場への導線も広く確保することができています。
また広い階段の中にもプランターを置くことで、階段の段差が少ない部分を通ることで生じやすいつまずきを防ぐ意味でも、中央付近に導線を絞る工夫もされています。
階段横の庭と駐車場の間のブロックにはフェンスを付けず、オープン外構ではあるものの、ここでもプランターを配置することで、お子様が庭から駐車場へ転落しないようにも考えられた庭となっています。