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エクステリア施工例

地形を活かしたアプローチまわり愛知県瀬戸市

  • ナチュラル

コンセプト

玄関まで高低差があるお家です。
角地ということでアプローチ階段を端に寄せがちですが、ここでは駐車場からのアクセスのしやすさを考え、駐車場脇から玄関に向かって階段を計画しています。
駐車場として必要なスペースに対してはブロックを積み土留めをし、緑が映えるよう白色系の塗装で明るさを出しています。
駐車場とは反対の部分はブロックに頼らず、スペースを活かして法面を芝生で押さえることで、階段からつながる扇形のアプローチ空間を作り出しています。

【二枚目】

アプローチ階段は蹴上部分をレンガ平積みで作り、踏み面は洗い出しコンクリートとなっています。
片側は塗装されたブロックで階段を止めていますが、反対側は芝生の法面に乗せる形となっているため、レンガを立てて並べる方法ではなく、接地面が広く安定した平積みを選択しています。
レンガの平積みは列でレンガ位置をずらすことと、色を数種類ランダムに使うことでより表情が生まれるものとなっています。
使用しているレンガはコンクリート製のもので、本物のレンガの濃い焼きムラがあるものより塗装の壁に馴染みやすく、あわせて洗い出しの砂利の色も淡い色にして主張し過ぎない階段となっています。
形状も玄関に向かうに沿って幅を狭め、高いところからの手すりの使いやすさと階段を降りた先のアクセスのしやすさが特徴です。

【三枚目】

赤いポストが印象的な門袖です。
土留めと同じ白色系の塗装にすることで赤いポストが存在感を増し、壁が単調にならないようにポストの位置に完全にかぶらないようにモザイクタイルを取り入れています。

【四枚目】

高低差にあわせて法面部分をすべて芝生のみにしてしまうと急な傾斜となってしまいます。
すぐ横に階段があるため、階段にあわせた緩やかな法面にする必要があり、法面にあわせてゴロタ石を無造作に積むことで、厚みと表情が生まれます。
法面に落ちないように木調の角材で転落防止柵を作り、途中に高さのあるシンボルツリーを植樹することで立体感も感じさせるものとなります。
スポットライトはシンボルツリーと門袖を照らす役割を兼ねていて、夜の表情も楽しみな計画となっています。

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