天然木のパネルの効果的な役割愛媛県松山市
- 和モダン
コンセプト
歩道に面した住宅のため、道路からの視線が気になる場所です。
防犯対策では入り口に両開きの伸縮ゲートを設け、車の出入りがしやすいように広く開口を設けています。
ゲート設置にはフラットな場が必要なため、歩道に面した部分はコンクリートで舗装をしています。
また車の出入りの際に場内の砕石が歩道に出にくい効果としてもコンクリートは役立ちます。
開口部に影響しないリビング側には日よけとしてカーポートを設け、半目隠し効果のあるウッドパネルを利用することで、カーポートの無機質な存在感を感じさせない役割を担っています。
リビングの掃き出し窓の前には濡れ縁を置いていますが、移動可能なため車を奥まで入れられるようにしています。
建物側もコンクリートで舗装することで、駐車時にタイヤが乗る部分にコンクリートがくるため、駐車のしやすさも考慮された作りとなっています。
防犯面では完全に見えなくなる目隠しにしてしまうと死角を作ってしまうため、半目隠し程度のパネルがおすすめです。
カーポートやゲート、門柱など全体的に建物の外観にあったダーク色で統一することが、デザインコンセプトにもなっています。