限られたスペースに表情を感じさせるデザイン愛媛県松山市
- ナチュラル
コンセプト
建物と道路が近い建て位置の住宅です。
お部屋の掃き出し窓からスペースを活用したウッドデッキがあり、道路に近くまた段差も高いので、安全を考慮した手すりと手すりの前には木を配置して、視覚的にも安心感を与える計画となっています。
また建物から道路までの約1.5mのスペースは、来客時に一時的に車を乗り上げて停車できるようにコンクリートで舗装し、特に切り返しでタイヤ痕が目立たないようにスタンプコンクリートで色を入れた仕上げとなっています。
スタンプコンクリートならではのアンティークな表情が印象的なスペースとなっています。
【2枚目】
玄関ポーチ横のスペースは、建物からのスタンプコンクリート仕上げのスペースより狭くなっているため、花壇スペースとして活用しています。
スタンプコンクリートからの流れでフラットなスペースとなっており、土が流れないように大きめな茶系の砕石で、土が流れないように工夫されています。
植える木も高木となると根が張るスペースが確保できない可能性があるため、中低木と下草となる地被植物を交えた配植が理想となります。
玄関ポーチ上も安全面を確保するために手すりを設けていることで、ポーチとの段差も安心できる計画となります。
【3枚目】
駐車場部分は全体的にコンクリートで使いやすさを優先し、玄関ポーチ前は変化をつける意味で、カラーコンクリートとなっております。
色合いも玄関ポーチに近い色を選択することで、統一感も感じられ、駐車場のコンクリートと割付の大きさをそろえ、コンクリートの隙間の目地もデザイン的な要素を持ったものとなっています。
シンプルな中でも表情があるデザインが全体的に印象的な外構でした。