細部にわたりデザインが盛り込まれた計画山口県

コンセプト

一般住宅ですが、細部にわたりいろいろと盛り込まれた計画となっています。
アプローチ階段は土留となるコンクリート擁壁にあわせてコンクリートの階段となり、手すりはデザイン性を重視したアルミ鋳物を使用しています。 玄関前には道路からの目隠しとなる塀を立ち上げ、コンクリート擁壁だと無機質になってしまうところを、塗装の壁でナチュラルな印象を与えています。
道路との限られたスペースも多くの植栽を入れることで、玄関まわりを華やかな印象に変える役割となっています。
目隠しの壁は玄関側からだと転落防止の役割も兼ね、ポーチとの間は飛石風の平板と壁にはフットライトを設置しています。
門柱は角材を6本連立させ、階段下からの目線にあわせて低めに設置されている点もポイントです。
駐車場側のカーポートは2台の並列に対して3台目が少し斜めに駐車するため、3台目の駐車に邪魔にならないように後方支持柱型のカーポートを設置しています。
ウッドデッキはスペースを最大限に活かしつつ、ステップの下には半円のコンクリート平板を配置して、目立たない場所に対してもデザイン性を取り入れられています。
無機質なコンクリート擁壁上部にアクセントとして2段ピンコロ石を積んでいるところも、表情に変化を与えている役割となっています。