地震や台風など災害に強い万代塀埼玉県日高市
- コンクリート
- 和風
コンセプト
このしっかりしていそうな塀は、万代塀や組立塀と呼ばれるコンクリート製の塀です。 外を歩いていると時々見かけたこともあると思いますが、昔はよく使われていた工法ですが、ブロック塀の普及とともに数は以前より減ってきました。 近くで見るととても重厚感があり、しっかりとしていそうな頼りがいのある塀です。 見た目の通り、地震や強風など災害に強いのでマンションや工場、資材置き場など耐久性や強靱性を求められる場所に現在でも採用されています。 コンクリートで造られた柱と柱の間に、コンクリートの板をはさみ、天端には笠木を乗せる構造です。 この3つの部材で構成されているので、傾斜している土地や整地されていない場所、重機の入れない場所でも施工が可能です。 部材は工場で作成して現地に運び込むので、施工時間も短時間で完了します。 3つの部材で構成されているため交換も可能です。 経年劣化があっても、交換して補修することもできますので、経済的にも魅力があります。 こちらの万代塀とレンガが敷き詰められた歩道を見ると、どちらも重厚感のある素材であるので、とてもマッチした素材感があります。 アスファルト舗装の歩道だと若干冷たい感じがしますが、赤いレンガであれば温かみも感じます。