擁壁がない畑埼玉県川越市
- 盛り土
- ナチュラル
コンセプト
畑として利用している敷地です。 土を盛り上げて畑として利用しています。 敷地面積が広いので、ここの畑の土台が崩れてこないか心配です。 小さな花壇程度のスペースであれば良いですが、ある程度大きくなると圧力で土台が崩れてきます。 住宅でDIY作った花壇が、仕切りとして地面に埋めていたブロックやレンガが年々傾いてきているお家も、外を歩いているとよく見かけます。 これも圧力に耐えられず、ブロックやレンガが傾いてきているのです。 どうして圧力がかかるのかというと、土自体の自重もありますし、人や重機が畑の上を歩いたり通ったりすることもあります。 また、雨が降れば水の重さも関係してきますので、そうした重みが圧力としてかかり、土台として支えていたブロックやレンガが崩れてきます。 こちらのお庭に関してみると、そうした支えになるようなものがありませんので、土自身の組成力で保っている状態です。 長年、固められた土は強固でありますが、大雨などの大きく自重の変化があったときや土質が変化した際に崩れる可能性は捨てきれません。 こうした場合はコンクリートの擁壁を設けて壁を作ってあげます。 この壁も、土による圧力を考え、さらに雨が降ると水を排出するスピードが今までよりも遅くなりますので、その分の圧力も踏まえた設計が必要です。